痛風発作を予防するコルヒチン?

20140307182206-138S血液中の尿酸値が高い状態を、高尿酸血症といいます。

高尿酸血症の状態を放置していると、足の指や足首などに急に激痛が走ることになります。

これは痛風発作と呼ばれるもので、特に足の親指の付け根に痛みを伴うケースが多く、昔からよく「風が吹くだけでも痛い」とも言われてきました。

痛風発作は一週間もすれば治まることが多いですが、一度なったら終わりではなく、繰り返す恐れがあります。

そうなると、痛風発作を予防する必要がでてきますが、そのとき使われる薬がコルヒチンです。

 

尿酸は、老廃物の一種です。

血中の尿酸値が高い状態が続くと、尿酸の結晶がだんだんと関節に溜まってきます。

蓄積された尿酸の結晶が何らかの刺激で剥がれ落ちる際に、好中球が剥がれ落ちた尿酸の結晶を取り込んでしまうと、炎症物質が放出され、痛みが生じます。

コルヒチンは、好中球の働きを抑制することで、痛風発作を予防するのです。

痛風発作が生じた場所に、好中球はどんどん集まってきます。コルヒチンがそれを邪魔するように働くことで、痛風発作を予防してくれます。

しかし、コルヒチンには鎮痛作用はありません。すでに痛みが起こってしまった状態であれば、対症療法として鎮痛剤が処方されます。

 

また、発作予防に有効なコルヒチンですが、薬である以上、副作用にも目を向けなければなりません。

長期間使い続けると、肝臓や腎臓・生殖器などに副作用が出る可能性があるとされています。

服用する際は医師の指示に従い、自己判断で服用を中止したり、増量させたりしないようにしましょう。